人は、『変化』というものに抵抗感を持ってしまいます。
だからこそ、慣れ親しんだ環境や人間関係に違和感や不調和(ストレス)を感じながらもなかなかそこを手放すことが難しいのです。
では、どうして『変化』に抵抗感を持ってしまうのか…
まず1つは、変化(手放し)によって、その後の未来がどうなっていくのか分からないことによる不安。
そして、もう1つは、過去の思い出への執着(慣れ)です。
過去の思い出とは、ご自身が残した過去の栄光や、こうでなければならないという固定概念。
『昔からの付き合いだから』っという馴れ合いの縁や環境。
他者に対して昇華しきれていない想いなどです。
人に限らず、植物も動物も『成長』していくものは、必ず変化をします。
それぞれの成長過程に応じて必要なものを吸収し、学びを得て、それを活かし、成長していきます。
『変わらない人』は、変化を起こしてもそのプロセスや起こし方が我道や邪道で間違っていたり、人やものを見誤っていることが多いのでそこをきちんと受け入れてクリア出来ない限り、周りの環境を変えたところでまた同じ悩みを繰り返しますし、お相手がいくらメンバーチェンジしても同じ恋愛パターンで思い悩みます。
そして『変われない人』は、そもそも変わろうと思っていないので、何か変化を求められても何かしらの理由をつけて現実逃避したり、何がなんでも現状維持をしようとするので自分ではなく周りに変化を求めます。
私は、この両者も鑑定中は『変わらない人』っと表現させていただいております。
以前、複雑恋愛のご相談に来られたお客様に、私は『○月くらいに奥さんにバレて、奥さん出て行っちゃうかもしれませんが…どうしますか?』とお伝えしました。
すると、そのお客様は『ないないない☺️まず、嫁にバレることはないし。万が一、バレても嫁が出て行くなんてありえない。ありえない☺️』っと、仰いました。
私は、お客様ご自身で実際どうなっていくか答え合わせされていくのが一番よろしいかと思いましたので、『そうですかー。じゃあ、このままでいいんじゃないですか😊でも、いろんなこと見誤らないでくださいね。』っと、お伝えしました。
そして、数ヶ月後にお客様がまた鑑定にお越しくださり『先生、先生が言ってた通り○月に嫁にバレて、嫁出て行きました。離婚する方向になってます。』というような鑑定実例がありました。
『変わらない人』も『変われない人』も
見誤り続けていたり、そこに対してただ単に変化(行動)しても、正しい軌道修正(変化)をしない限り何も変わらず、問題や悩みが必ず生じていきます。
私自身、そうでした。
ですが、めがね先生に『それは我道(邪道)だよ。』っと、教えていただき軌道修正(変化)することが出来ております。
まずは、見誤っていることが何かを明確にし、そこに対して正しいプロセスで軌道修正(変化)することが大切です。
鑑定を通して、皆様に出逢えたご縁に心より感謝いたします。
いつも、ありがとうございます。
鑑定士 恵舞
Comments